掃除から
始りました
小さな境内
ですが、
8割は山の斜面
なので、
大変、危なく
体力を使うもの
でした。
数十年の
手を入れないと
いう期間は、
原型の地形を
とどめて
いなく、
なにがなんだか
わからない
状態でした。
そういえば、
よくおっしゃつて
ました。
「 和尚が、
わたしの歳に
なったら、わかり
ますよ。 」と。
体力の
全てを打ちこんで
くださいました。
15歳ほど、年上
でしたので、そうとう
しんどかったかも
しれません。
ほんとうに
ありがとう
ございました。
精神の力も
すばらしく、
ロープ使いは
完璧でした。
仕事の前は
必ず、
「 千手観音さま
了以翁 」に
お祈りしてらっ
しゃいました。
二人して
祈らざるおえない
ぐらい、あぶない
仕事が多く
ございました。
大木の手入れ
は、事故が時々
発生いたします。
しかし、一度も
事故もケガも
ございませんでした。
「 観音さま
了以さま 」の
ご加護の賜物
だったのでしょう。
、、、、、、、、、、、
恩人は、初日に
『 今日から
名前を変えます。
< 道心 >
です。
よろしく
お願いします。 』
と 。
二人して
とても、青臭い
心ですが、
『 世のため
人のため 』
で、手と足
体、精神を
使って
いました。
報酬は前提でない。
無い。
無くても、いい。
『 やらざる
おえない 』と。
、、、、、、、、、、、、、
大仕事を
おえて数年後
こう語ってました。
「 和尚。
よく
あんな事が
できたな、と
思います。
今だったら
できませんよ。
不思議です。」
、、、、、、、、、、
「 道心さん
本当に
ありがとう
ございました。
わたしも
全力を
尽くします。
どうか
お守り
くださいませ。」
駄弁ながら
感謝をこめて。
残月 合掌
< 先日の
大雨で
枯れていた
大木が
倒れていました。
大悲閣道という
川沿いの道に
ある
紅葉の大木
です。
しみじみと
眺めて、さすり
お別れしました。
( 根の石まで
拾いました )
その次の日、
病院から連絡が
ございました。>
失礼いたします。
末筆ながら
よき一日で
ございます
ように。
愚僧 萬拝
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