京都嵯峨
師の七回忌
晴れてあり
空にひろがる
「 無生 」の世界
( むしょう )
師の師の事
二十三回
忌日なり
あっ晴れ禅師
師弟なかよく
仏心は
以心伝心
( いしんでんしん )
言葉なし
わがままかって
だれもしらない
< 大笑 >
仏心は
教外別伝
( きょうげ
べつでん )
書物なし
水にも火にも
まけぬ心ぞ
< 大笑 >
仏心は
直指人心
( じき
しにんしん )
それですぞ
先師師匠の
ありがたさかな
仏心は
見性成仏
( けんしょう
じょうぶつ )
ありがたし
( おそろしや )
この世も我も
ともに忘れて
< 微笑 >
仏心は
慈悲喜捨無限
( じひ きしゃ
むげん )
やさしさよ
命と心
物をも、愛す
人にみる
無限の心
ありがたし
自分をさがし
人をうやまう
人生や
先生師匠
何人ぞ
五十三人
晴れて
「 大悟 」や
( たいご )
< 大笑 >
人はみな
師匠なりけり
されど、また
「 心の師匠 」
唯一無二なり
古人いう
三年かけて
師をさがせ
みつけだしたら
くらいつくべし
< 大笑 >
駄弁ながら
二人の
師匠を
しのびつつ
敬と愛を
こめて
残月 合掌
< あこがれや
アイドルスター
おなじこと
人の心の
美しさかな
人生は
心の世界
もとめます
自分の
スター
( 星 )
師匠なりけり
尊敬や
うやまう心
大切ぞ
うやまい尽くす
心ぞ仏
敬いて
小さき自分
育てます
「 見捨てはしない
弱きおのれを 」
>
本日、大法要です
( 23回忌
と 7回忌 )
いってまいります。
飛びながら
失礼いたします
末筆ながら
よき一日で
ございますように。
愚僧 萬拝
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