3月6日(木) 100年前 3

石川 啄木
たくぼく 歌集より

100年前の
日本人の 命と心

社会・時代は
変化しても、
私たち人間の
生活・生存・生命
そのものは、そう
変化しないような
気がいたします。

共感・共鳴
できる事が、
人間のやさしさ、
人間の大きさを、
表わすような気が
いたします。

明治時代の
「 貧しさ 」
「 病気 」
貧苦・病苦の世界です

現代は、軽減されて
ますが、まだまだ
いっぱいです。
精神的
『 貧しさ 』
『 病気 』は、
かえって、多いかも
しれません。

啄木さんの
「 苦しみ・悲しみ 」
は、人ごとでは
ございません。

『 田も畑も
 売りて酒のみ
 ほろびゆく
 ふるさと人に
 心寄する日

 石をもて
追はるるぎとく
ふるさとを
出でしかなしみ
消ゆる時なし

 
 わがために
なやめる魂(たま)を
しづめよと
讃美歌うたふ
人ありしかな

 雨後の月
ほどよく濡れし
屋根瓦の
そのところどころ
光るかなしさ

 われ餓えて
ある日に細き
尾をふりて
餓えて我を見る
犬の面(つら)よし

 いつしかに
泣くといふこと
忘れたる
我泣かしむる
人のあらじか

 汪然として
 ( おうぜん )
ああ
酒のかなしみぞ
我に来れる
立ちて舞ひなむ

 長く長く
忘れし友に
会ふごとき
よろこびをもて
水の音聴く

   つづく  』

100年前の
 命と心です。
  敬と愛をこめて。

 残月  合掌

< 春雨が
 雪に変われし
 京の町
  旅人みあげ
  空をみわたす

 まだ寒い
九州男児
寒すぎる
空の色すら
重き日々なり
   (駄歌) >

失礼いたします。
  
  

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