涅槃図では、ありとあらゆ
る生き物が、横になられて
釈尊を取り囲んでいます。
御別れを、悲しみ
嘆いてられます。
弟子のみならず、
動物たち、
昆虫に、蛇に、
ミミズまで、
集まって来ています。
天界から、
お母様が飛んでこようと
している事も
描かれた絵画も
あるそうです。
臨終に間に合うそうでな
く、空中から薬の瓶びん
を投げてるそうです。
( なんと、微笑ましい )
先日初めて知りましたが
あまりに、弟子たち、
衆生たちが、
悲しみ・嘆くので、
釈尊が、生きかえり、
「 死 」 の意味
「 涅槃 」 の意味を
語り、そう悲しむな、と
さとしている絵画も
あるそうです。
( すばらしい。
( このような絵画を
( 思い立ち、描くという
( 私たち人間の
( すばらしさよ、で
( ございます。
言葉として、のこされた
のは、
『 もう、私を
たよっては
ならない。
真理に、
たよりなさい。
( 法燈明 )
自分自身を
たよりなさい。
( 自燈明 )
( 燈明
( とうみょう
( あかり
( ひかり
( ねつ
( 闇、迷い、苦悩
( による混乱混迷し
( 道が見えない。
( 道が分からない。
( どうしたら、
( よいのか ?
真理に
したがいなさい。
真理を体得
しなさい。
( たよれる
( 自分を
( 育てなさい
( 教育しなさい
( 作りなさい。
45年間、真理を
お話し実践してき
たではないか。
悲しんでは
ならない。 』
真理とは、何か ?
『 無常( むじょう ) 』
『 無我( むが ) 』
『 皆苦( かいく ) 』
『 涅槃( ねはん ) 』
「 諸行無常
諸法無我
一切皆苦
涅槃寂静 」
この真理は、
言葉で、知っても
理解できても、
体得は、困難である。
だから、「 修行 」
「 訓練・鍛錬 」が
必要になるのでしょう。
「 道場 」も大切
になります。
「 家を 出る 」事も
大切になる場合も
あるでしょう。
実社会の職業生活
人の欲望家庭生活を
離れることも
いい場合もございます。
ふつうは、
特に若い時は、
『 一切皆(楽)(らく)』
でしょうし、
『 楽 』 をもとめて
当然です。
『 苦 』を強調しすぎる
と
「 命の歓喜 」
「 心の光輝 」
「 生の甘美 」
を
否定しすぎてしまう。
つづき ます
駄弁ながら
敬と愛を
こめて
残月 合掌
< 理想の
心の状態
精神の在り方
の存在を
証明した
御方だから、
尊ばれて
きたのでしょう。
その
さししめした
真理
生き方を
頭を下げ
額を床につけて
学び、
背骨を
天地に立てて
体得した
人人が、
「 命の歓喜
心の光輝
生の甘美 」
を 味わい。
感謝の思い、
恩を感じ、
恩がえし、したい
という思いが、
仏教の歴史と
仏教の寺院と
仏教の僧侶と
か、
自然と生み出して
いるような気が
いたします。
別の側面も
ございますが、。
( 微笑 )
ここも
つづき ます >
飛びつつ
失礼いたします。
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