西暦 754 年
天平勝宝 6 年
( てんびょうしょうほう )
旧暦 1月 16日
< 新暦 2月 12日 >
中国・唐の僧侶( 高僧 )
鑑真( がんじん )和上( わじょう )
来日。
5度の< 渡海 >( とかい )に
失敗し失明された。
日本留学僧の、願い・懇請( こんせい )
熱意に応じてくださる。
仏の弟子となるための、戒律( かいりつ )
( 何をなし。 何をなすべきでないか。 )
を、伝える。
律宗( りつしゅう )の祖。
漢方薬もたくさん教授する。
奈良、唐招提寺( とうしょうだい じ )
建立( こんりゅう )。
木像が、制作され、祀られている。
日本仏教大恩人である。
江戸時代
松尾 芭蕉翁による、一句がございます。
愚僧は、この一句により、
翁を、心から慕うものでございます。
「 若葉もて 御目のしずく
拭(ぬぐ)わばや 」
和上さまに対する、思いが尽くされている。
心からの畏敬( いけい )念が、
溢れている気がいたします。
5月の若葉の頃が、
御命日です。
愚僧もお参り致したく存じます。
駄弁ながら、敬と愛をこめて
残月 合掌
< 江戸時代
隠元和尚が、御高齢に
かかわらず、
渡海に失敗した弟子に
変わり、
新しい仏教・仏法を
伝えてくださる。
禅と念仏が融合した
禅淨双修( 坐禅と念仏の
2つを、修行する )
( ぜんじょう そうしゅう )
である。
京都 宇治の黄檗に
万福寺を 建立する。
幕府の協力による。
中国風の素晴らしい
寺院でございます。 >
失礼いたします。
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