今年、テレビドラマ での、セリフとか 。
愚僧は、学生時代に読んだ本の話を、
思い出しました。 いい御話だなと、感じました。
昔の事なのでしょうが、昔が今より、いい世の中
だったのでしょうか ? 貧しくて 。
「 貧しさ 」 が、いいわけでは、
ないですが。
その昔、ある僧が法要に呼ばれました。
御祝いでしょうか ? でも、「 御祝い 」の
御金を用意できません、そこで寺の世話方に
相談して、お借りして、どうにか行けたそうです。
御手伝いの御礼を、いただいてきました。
開けてみますと、倍の金子(きんす)だったそうです。
まさに、「 倍返し 」 です。
『 きっと、だれかに借りて、来てくれたのだろう 』
と感じた、察した方の、
やさしい、粋なはからいで、ありました。
一つは、返済。一つは、御礼。
( 涙 こぼれる )
寺の世界で、まだあるのか存じませんが、
いい御話で、ございます。
昔の面白い御話です。
『 貧僧 の 重ね とき( 法事後の食事 ) 』
食事に、ことかく 貧しい僧が、ありがたい食事を
いただく事になりました。 すると、もう一軒の
食事にも呼ばれる事となりました。 「 ああ、重なった。
明日か、明後日のほうだったら、いいのになー 」の気持ちです。
学生時代も、思い出します。 ( 微笑 )
『 学道は、すべからず、貧なるべし 』
修行中は、豊かであっては、ならない。
なるほど。
『 清貧( せいひん )、骨に徹す 』
身心脱落( しんじん だつらく )
からだ と こころ を すてちゃつた。
あまえ と いぞん を わすれたよ。
いい言葉、いい教え。
駄弁ながら、敬と愛をこめて
残月 合掌
< 清貧は
苦しきことぞ
清富こそ
もとめることと
人のいうなり >
< 玩物( がんぶつ )し
心うしなう
人なりや
物心一如
心物一如 >
・ 玩( もてあそぶ、こと )
( 注意、大笑 )
( 笑えない )
< この世には
物があふれて
浄土かな
ああありがたや
極楽世界 >
< 無我なれば
貧富一如と
なりにけり
慎み深く
生きよ命よ >
よき新年を、ともに迎えたく存じます。
失礼いたします。
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