あめがふる
しっとりあめよ
しずかです
そとはくらいし
あまおとだけが
師走( しわす )なり
むかし師匠は
かけまわる
半年分の
謝礼をもとめ ( 微笑 )
支払いに
おわれる師匠
必死なり
まことをつくし
こころをつくし
いつの世も
( こころ )と( ことば )
のみならず
( こころ )と( おかね )
いっち たいせつ
この世にて
( おかね )のくろう
せぬくらい
( こころ )( おこない )
ととのえるべし
しあわせは
( こころ )と( からだ )
ひとつなり
( おこない )( おかね )
ひとつなり
しあわせは
( あなた )と( わたし )
ひとつなり
( あなた )は なあに
( わたし )は なあに
ひとつとは
一如の世界
不二( ふじ )のこと
ああ富士( ふじ )山よ
草取りしつつ
あめがふり
おひさまあたり
いのちなり
くさも はえるし
あらしのよるも
われが死ぬ
自分がきえる
そのときは
さあ そのときは
ああ そのときは
しあわせは
( かこ )と( みらい )と
( げんざい )が
とけて ひとつに
なることだろか
時ひとつ
それは永遠
無限なり
( ひとつ )をもとめ
いきるやひとよ
時ひとつ
それは永遠
瞬間よ
それをつかめず
苦しむわれら
駄歌にて失礼いたします、
敬と愛を こめつつ
残月 合掌
< はじしらず
おゆるしこうて
ふでをおく
あめがふるあさ
こころしずかに >
よき一日でございますように。
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