10月23日(水)  11月の  嵐山 大悲閣

      いよいよ、夏もおわり秋が近ずいてまいりました。
   嵐山地区は、台風による、水害が大きく、皆さま方
   苦労されています。

      その昔、渡月橋から川へ、飛び込んだと聞きますが、
  想像もできません。現在は、土石でいっぱいです。

     自然が、きびしい場所が美しいとは、真理のような
  気がいたします。 京都の夏と冬の、蒸し暑さと、底冷えは、
  言葉を失います。 住民が、必死で智恵をしぼり、生活の
  工夫をする事が、色々な文化創造の土台になっているような
  気がいたします。

      大悲閣千光寺そのものは、被害はございません
  でした。  正確には、今回の台風においては、でございます。
  戦後日本を襲った、巨大な台風による被害で、本堂は傷み、
  修理できずに解体となったようです。
     50年前の節目において、修理改修できていたら、
  本堂( 観音堂 )は、残っていたことでしょう。 残念で
  たまりません。 今回の節目において、客殿を修理改修
  できました事は、前回の大失敗を反省して、小さな信頼を
  築きながら、少しずつ皆さまがたの信頼の和が広がって
  いったからで、ございました。  世間的にみれば、小さな
  小さな小さな出来事かもしれませんが、熱い心、深い精神、
  のたまものでございました。
     現住職といたしまして、感謝にたえません。
  まことに、ありがとうございました。

     大悲閣道が、ございます。
  渡月橋から、大悲閣にいたる、川沿い1000メートル、
  山道200メートルの参道でございます。
     明治時代から、寺院を中心に拡張整備されて
  きました。  いい小道です。  すばらしい。

     今回の台風でだいぶ傷みましたが、行政により
  応急処置をしていただき、最低限の安全は確保できて
  いますので、どうぞ、御心配なく、御参詣くださいませ。

      ところが、
    2日ほど前から、問題が生じております。
  この秋、この11月に、この行楽時期に、
  美しい渓谷の、大悲閣道を、工事の車が通行する
  かもしれない、という事です。
    考えられないことです。( 笑 )
  想定外の出来事が起こる、昨今です。

    警備員の方々が、10人いらしたとしても、
  おかしい。  おかしい論理で物事を考えてられる
  ような気がいたします。
    もし、11月に決行するのであれば、夜です。
  これも常識です。 また、これが通用しない。
  変な時代でしょうか?  費用の問題ではないでしょうか?
  そのために、秋の嵐山を犠牲にしないでいただきたい
  と、切にお願い申し上げます。

    伏して衷心より 御願申し上げます。
  (  読んでくださる訳は ないですね  )( 笑 )

   駄弁ながら、嵐山を愛しつつ。

                  残月     大合掌

<  世の中は   無理と道理   せめぎあい
       あああ あああ と
         ため息 二つ    >

<  強引な  無理を承知の  人々よ
       愚僧が 説こう
         事の道理を     >

<  とおくから   げんばをしらず   しきをする
       いまもむかしも
          かわらぬ このよ   >

<  つきひとつ  てんにあるらし  くもりかな
        このよはかなし
           みずのながるる   >

             失礼いたします。

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