本年、400年忌をお迎えした、
角倉 了以( すみのくら りょうい )の息子が、
< 素庵 >様で、ございます。
了以翁10代の御子様で、そう年が変わらなく、
お二人で、仕事をなさられています。
了以翁の偉業には、素庵様の支えがあって、
成就されたと、いわれています。
徳川幕府との交渉事は、
素庵様をとうして、ほとんどなさられています。
来週、京都東山の南禅寺 金地院( こんち いん )
へ、了以翁 15代直孫の御方とお参りいたしますが、
まさに、徳川家と吉田・角倉家の関係を
調査・確認したいとの事でございます。
林屋 辰三郎 先生の
著書 「 角倉 素庵 」 朝日新聞社
朝日評伝選 19
昭和53年3月30日 発行
すばらしい本です。
吉田・角倉家研究の基本図書でございます。
引用させていただきます。
「 近世初頭の京都に生を享け、
抜群の実務的才腕に恵まれ、
最高の教養と研究活動を積み重ね、
とくに書芸と出版事業に秀でたしごとを
のこした素庵は、まさに桃山・寛永文化の
一翼をになった人物だが、必ずしも一般に
著名とはいえない。
彼自身、嵯峨野の月のように、
その仕事は光り輝いて、人柄は
つつましく ひかえ目なのだ。
わたしはそのような人に、強く惹かれる。
その光り輝く仕事とは、一つ
二つ
三つ
」
今日、京都 仁和寺の会館で、
「 角倉 了以・素庵 の こころ 」という
講演会が開催されます。
京福電車 主催
< 大角倉 父子 >様の御恩は
愚僧にとりましても、 はかり知れません。
立派な僧侶になり、御恩がえししなくてはならないと、
覚悟いたしておる次第でございます。
ご報告・ご案内 残月 合掌
< しあわせな 一日で ございますように >
< 清き光が 満ち満ち溢れますように >
< 悲しさ 苦しみが すこしでも へりますように >
< 御病気の( なかま )の ご回復を >
< 御ケガの( なかま )の ご回復を >
小走りにて 失礼いたします
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