1-19 車僧影堂 (くるま そう えいどう)

  京都の太秦( うずまさ )は、とても古い町です。 広隆寺は、1000年以上前に、日本にやってきた中国からの渡来人・秦(はた)氏が創建した寺院です。 聖徳太子に、いただいた弥勒菩薩像を、御本尊に祀られています。 弥勒( みろく )菩薩は未来の仏様で、50数億年後に私たち人間を、導き救うために出現されるといわれています。  釈迦仏様が涅槃寂滅( ねはん じゃくめつ )されてから、弥勒仏の御出現なされる間に、人間の業( ごう・ おこない<身・口・意 ー 行為・言葉・心>が生み出す<苦悩>を、解決のため、東へ西へ奔走してくださる菩薩様が、皆様よく御存知の< お地蔵さま >です。

 全国いたるところ、津々浦々、街角に、おまつりされている理由がよくわかります。  京都の夏、各町内で< 地蔵盆・じぞうぼん >がなされ、子供たちの楽しいお祭りになっています。 また、きっと、全国・日本中の子どもたちを、特に見守ってられてることでしょう。  ありがたい事でございます。

   この太秦の地に、車僧影堂があるはずだと、数年間探していました。 今を去ること800年、京の町を、破れた車を引いて回る、奇妙な僧侶がいたという。 その僧の遺跡がある、と本に書かれていたからです。   5回いや10回、探し回りました、でもわからない。  昨年、ある方に教えてもらいました。 図書館の<群書類従 ぐんしょ るいじゅう >の中に、短い伝記がありました。
  この僧は、亡くなる時、自分の周りに薪を積み、自ら火をつけたそうです。  燃え尽きた後、<御骨>は一つも残ってなかったそうです。 なんと、まあ。 ( 昨日、葬儀?の、つづき でした。)

       正月の妙な駄弁です                 残月      合掌

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