12-27(木)   冬の風光    10

  大悲閣は、山の中にある。  正確には、嵐山連峰の一つの峰、それも一番小さい峰の上に、ぽっんと・ひっそりと存在しています。 両脇には、今は小さくなっていますが、滝があり、水には不自由しません。  その水を<安定>的に境内に引く事には、入山時に相当苦労しましたが、今では蹲(つくばい)に常時流していて、参詣の方に注意されるぐらいです。 特に、裏の方の蛇口から流れてる水を見て、(もったいない)と、おっしゃいます。時々ですが。 (笑)    水道水と、思はれるみたいです。
   水を境内に引いて来る時、試行錯誤(しこうさくご)で、頭の中は混乱、山の斜面を上下するので体はフラフラ、ほんとにイヤになり投げ出したくなりもしました。 しかし先代住職の御夫人(83歳)がいらっしゃられて、渇水の時は、とても洗濯・台所仕事に御不自由されますので、<えい、えい、ャー>と気合を入れ、<喝。 カツ>と叫んで迷い(あきらめたい・やめたい気持ち)振り切り、裏山に登りつづけたものでした。
   その時、愚僧を支えてくれていた言葉があります。  自然界の<真理><原理><法則>なのでしょうが、( <言葉>を信じる  )というレベルでした。  ( <真理>に従う )というレベルでないので途中・過程では、苦しみましたが。(笑)
   (道忠さん、  水は、必ず、上から下へ・高い所から低い所へ流れるものよ。  やれば、できる。)
水に苦労している私を見て、アドバイスしてくださいました。  この山寺と学生時代から交流のある方で、公共水の専門家でした。  なるほど、本当に、そのとうりでした。 心から感謝いたしております。

     暖冬で、雪も少なく、水が凍ることも減ってきました。 カニもカエルも、どこへやら・・・・・・・。

           駄弁です                 残月      合掌

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