12-13 紅葉たより(16)

   昨日は、日曜日であり、たくさんの方々が、参詣してくださいました。  渡月橋から1000m歩き・200m階段を、登らなくてはなりません。  たいへんな事です。  でも、この辺鄙(へんぴ)さを<苦>になさられずに、入山いただけ有難く(ありがたい・有る事が、当然ではない)存じます。
   紅葉の美しさも、もう終わりに近ずいてまいりました。  しかしながら、いまから赤く染まり始める木々もあり、自然界の単純でない重層的な美しさを、醸し出しているような気がいたします。 

   世界中の人々が、いらっしゃつて下さいます。
よくぞ、この場所を選ばれたと、感嘆せざるおえません。  <この場所>を選んだ<精神・考え・見方>を
お持ちだった方に、驚き・讃嘆せざるおえません。   また、世俗(利害損得が中心になりがち)に、あまりまきこまれないよう、超俗的な<寺院>とした事も、<この場所>を守ってきた要因になっいるような気がいたします。
   人は、個人は、消滅します。  わたしも、どなたさまも、みんな。  100年後は、トランプの総がえです。     おそらく、おそらく、今の私たちはだれもいない。  そして<この場所>だけが、確実に残っている事でしょう。 だからこそ、ひきつがれるべき・尊き・貴重な・人間の根源的<精神>が、維持されていけるかもしれない。    大自然を、ひしひしと、味あえる。  静かな時間。  静寂そして、みなさまと共に・円寂境をも・・・・・・・・・・・・・・・・。

   400年前に、<この場所>を選び、寺院になした人物こそ<角倉 了以>翁なのでがざいます。

       ことば不足の駄弁です、おゆるしを               残月      合掌

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