7-6 ある人物の誕生日・その2

  その日、夕刻お手紙を持って行く。97歳の御長寿をお祝う事と、これまでに成し遂げた善行を讃えさせてもらった。 お家の前に、看護の車が止まっているような気がしたので、心配で電話をしてしまいました。ご迷惑だと思いましたが。  すると、元気な声が響いてくるでわありませんか、ご本人そのものです。  いつも、おつしゃられています<倒れた時が、死ぬときである。>と。    御尊父様も90すぎまでお元気でいらっしゃて、お倒れになられた時、ご家族のみんなに正座して、<これからお世話になります>とご挨拶なさられたそうであります。 それから1週間、1口も水を求める事なく、従容と最後を迎えられたそうです。 人は、どのような最後であってもいいと思います。 でも何とも言い難い、おわかれではありませんか? 先生は、気力であるとおっしゃています。  人間、私心があると、力が出やすいものであります。  我欲旺盛な人は元気一杯でもあります。  私心・我欲の次の力の源を、<気力>とおっしゃているような気がいたします。 仏教では、無我・慈悲・願心とでも申せそうです。 とにかく御尊父様のような御最後を、お迎えしようと為さられています。    徳翁、97歳。   気力、天を突き地を覆う。   つずく
                                         道忠  合掌
      p・s・  現在とは何か?きちんと定義してみろ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
           私は、納得しない。  はい、・・・・・・・・・・・。宿題を出されてしまった。

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