本日、了以翁の息子・素庵様の命日です。 翁の片腕である、実業家・実務家であります。また儒学者・芸術家あります。 塵劫記(じんごうき)の如き、最大・最小を含みまた、当時の角倉家が仏教に、超宗派的対応なさられている様子が、まさに素庵様の世界観・心を、示しているように感じられます。
病に苦しまれながらも、正しい心をもとめ続けられたといいます。 学ぶべき事多い方でございます。 嵐山心学の祖と位置ずけられるかもしれない。 愚僧は、数千年の人間の歴史のよきものを、さがし伝えていける山寺に、為していきたいと思っています。 客殿のプリント類が、その気持ちの表れです。 わたしにとって日々の喜びは、プリントがどんどん減っていくことです。 いずれ各プリントの拙い解説の講座を設けたいと思っています。 駄弁を弄しました。 失礼しました。
道忠 合掌
6-22 素庵忌

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