12-2 行事(法話の会  第2回)

  毎月第一日曜日(前回11?4   次回 2?3   1月休み)

  大悲閣  般若道場(笑)     般若(はんにゃ)心経三巻  読誦(どくじゅ)
                     < 懺悔文   はんせい・悪業にたいする(行い・言葉・思い  >
                      < 開経偈  あいがたき であうこと困難な、み仏に かんしゃ  >
                          <四弘誓願  4つの、誓い(ちかい)・願い(ねがい)
                            ?   ひと・いのち・もの は、限りない でも、役に立ちたい
                            ?   自分の悪い点 は、限りない  でも、無し消したい
                            ?   み教え は、限りない   でも、学び身に付けたい
                            ?   やすらぎ・すくい は  限りない でも、進めたい
             無限(限りない)に対する、 大いなる、力強い、尊き、  挑戦である
        人間の心の、森羅万象(しんらばんしょう)(宇宙に存在する全て)対する、役割・務めである
     根本的・普遍的・されど基本的  使命がある    どのような立場・状況であろうと。
   その時、あらゆる神・あらゆる仏・あらゆる人々・あらゆる物・・・・・が、見守り・助ける
  たとえ、失敗し傷つき挫折しても、  たとえ、かりに、人を苦しめ傷つけ困らせ迷惑をかけたとしても
<おおいなる・いだいなる・はかりしれない・そうぞうもできない  なにか >が、見守り・助ける、必ず。

 ・ 閑坐(かんざ)  ゆっくり  すわる  しばし  全てを すてて

      駄弁なり                                残月     合掌

      

12-1 雲水(うんすい)  <1>

   好き・嫌い、利益・損害、快適・不快、甘い・辛い、眠い・眠れない、空腹・満腹、愛情・憎悪、暑い・寒い、大人・子供、美しい・醜い、前・後、老人・若者、男・女、走る・歩く、立つ・坐る、強い・弱い、楽しい・辛い、天国・地獄、高い・低い、平和・戦争、多い・少ない、春・秋、夏・冬、生きる・死ぬ、健康・病気、夜・昼、日本・外国、故郷・異郷、尊敬・軽蔑、日本語・外国語、鬱(うつ)・躁(そう)、手・足、食事・排泄、、、、、、、、、、、
   全てあらゆる物・事・状態・存在・現象・・・・・・・・・・・・・・・・には、反対・対立・別の見方・異なる意見があります。  幼い子でも、ましては小学生になれば、よく分かっています。  異国の方々も、人間として同じように、感じ考えてらっしゃる気がいたします。
   私たちは皆、このような世界に生きていて、対立する事などに、振り回されていて、楽しい事も多いですが、辛く苦しい事も多く、生きているのが嫌になったりします。 生きつずける事が (めんどう)に、(やっかい)に感じたりします。
   すると、すると、ほんとうに、毎日をおもしろく感じられなくなったりします。 もったいない事です。
生まれてきて、産んでいただいて、育てていただいて、  この<生>を満喫・謳歌・礼賛・祝福できなかったら、ほんとうに、  < もったいない事>です。 
   皆さま方、このたいへんな人生を、やけにならず・あきらめず・<自分を、家族友人を、人を、世の中を、軽んぜず>、満喫・謳歌・礼賛・祝福し、(ありがたい)(ゆかい)(もったいない)と感じることが、できるように、努力・精進していきたいものでございます。 尊き向上心なり。  (両忘・坐忘・数息・無生など… ) 
      < すべてを愛し・すべてに愛される、  そばにいる人・とうくにいる人とともに >

 12?1 全国の禅の修行者(雲水)が7日間の涙の苦修に入った。 成就を祈願いたします。
           駄弁なり 祈りをこめて               嵐山  残月        合掌

11-30 紅葉たより(15)

   イチョウの美しい黄色の葉も、ほとんど風に飛ばされてしまいました。下の方は、一面黄色の世界になっています。 そのまま、なにもしていません。 表参道の紅葉の道もです。  人に踏まれて黒くなってきている葉もまじり、すこしずつ茶色になってきています、、、、そして大地にもどって行くのでしょう。
   (山寺は、落ち葉の掃除が簡単でいいな、谷に落としたり、斜面に集めるだけで、いいから)と、街の寺の知人はいつも、ため息をつきながら言っています。  思いのほか量は多いものでございます。
  < 紅葉たより >も15回となりました。  もう明日から12月です。  おそらく10日くらいから年末にかけて、掃除に追われる事でしょう。  仲間が、真剣に・本気で、損得ぬきで、仕事をしてくださるので、とても有難く思っています。  
   本当に有難い事であり、拙僧は心から感謝しています。  当人は、いつもブツブツ言っておりますが(笑)。   彼とは、もう30年くらいの交流なのか? 16歳の高校生時代からです。 途中5年ほどの空白がございますが、いつも助けてもらっています、あらためて考えてみると、不思議なきがします。

  不可思議(ふかしぎ)   なぜ・なにゆえに・こう そう なったのか  思議できない(不可)事
                  ありがたい事・感謝する事・もったいない事・もうしわけ無い事などに対して
                 <不可思議 光如来(ふかしぎ こう にょらい)>様  の< おかげ >さま。
                 <如来(にょらい)  仏さまの世界より来(きた)れるような  不思議な 光 >

     駄弁ながら感謝をこめて                      残月       合掌

11-29 知恩(ちおん)  <1>

   さびしくなったり・孤独だなと感じたり・ひとりぼっちと思ったりすることが、あります。
そのような時、ゆっくりと考えたらいいと思います。  ゆっくりと、するには、まずは、静かにする事です。
私たちの、心はたえず猿のように動き回り、意識は対象をもとめ続けます。  気は休まらない。 おそらく血流もはげしい、、、、、、ゆっくりできない、なかなか、ゆっくりできない。 周りから、ああせい・こうせい・それはダメ・これはヨイ・・・・・・・とか、ゆっくりできない。   静かにできない。

   両忘(りょうぼう)   私・私がもとめている物事    この二つを忘れること
                                      はなれる事(責任放棄でなく)
                                      やけっぱち、でなく(自暴自棄でなく)
         でも、むずかしい    どのように  したらよいのであろうか?
         心あそばせる物事は、たくさんある。 特に現代日本社会は、山のように海のようにある。
         離れなければならない。 ( 時・所を考えてから接するればいい。)
         本当の意味の<戒律・かいりつ>が必要である
         なすべき事・今なすべきでない事   の区別(峻別しゅんべつ)
         でも、むずかしい・・・・・・・・・・
   でも、簡単なことがあります。  お天道さまに、ありがとうございます。 お月さまに、ありがとうございま
                      す。  水の神さまに、ありがとうございます。 空気さま、ありがとうござ
                      います。  大地どの、ありがとうございます。  め・みみ・はな・て・あし・
                      ありがとうございます。・・・・・・・・・・・  <知恩のために>

11-28 紅葉たより(14)

   全国的に寒いようです。  北海道の一部が大雪で停電になり、困っているようです。おそらく、もっと北である国々は、もっともっと、寒い事でしょう。 ・・・・・・・・・・
   (紅葉)という、美しい自然の表情も、もう終わりそうです。 ( 今年の秋は )と言葉が出そうになりました。 また、来年も、秋が訪れ、木々が紅葉し美しくなる、と信じているようです。  厳密に考えると、絶対ではありませんね。 でも、想像して・予想して・期待してしまいそうです。     < 来秋も、どうかお願い申し上げます >           どなたへ、おねがいしているので、あろうか???

    循環(じゅんかん)という、もの・こと(物事)の発生・消滅の見方は、このような自然現象からつちかわれ、育まれてきているのかもしれません。  日本列島だけの、見方・考え方ではないでしょうが、身体にしみこんでいるかも、しれません。
    確信はもててませんが、次のような、励ましは、いいかな、と思っています。
  (もし、死にたくなるぐらい辛い時、すぐ、その事から逃げて、死を選んでは、いけませんよ。  かりに死んだとしても、かならず、  もどってきて、  もう一度であい経験させられ、  克服・のりこえなさいよ、と うながさられる  から、   にげないで    ゆっくり考えて・・・・そうだん  して・・・・・・・)

     ゆっくり・ゆっくり  考える所    相談できる所としての<山寺>を作りたいと存じます
 (両忘・坐忘・数息・・・・・・・東西南北・左右・上下・過去未来・異次元・・・ゆっくりと ゆっくりと・・・・)

       駄弁  愛をこめて              残月         合掌  

        駄弁 愛をこめ                                                          

11-27 無生(むしょう)

  昨日、雨と風、嵐のような嵐山です。   夕刻雨あがる、参道そして大悲閣道の、すばらしさよ。
まさに、もみじの絨毯(じゅうたん)。  赤のまじった黄色のカーペット。  黄色の雪の道です。
  晩秋になってきました。 空気も澄みわたり、落葉の模様が、何故だか美しい。
まさに    < うらを みせ   おもてを みせて  ちる もみじ  >の     世界です。

  ひと月前の、10?27    客殿の竣工式・ 大恩人(三柴 元翁)1周忌 ・先代住職夫人の17回忌でした。
準備に追われてバタバタでしたが、いきたらない事ばかしでしたが、大きなミスもなく、おかげさまで、多くの方々に助けられて、無事終える事ができました。  改めて、感謝申し上げます。

     長生  ながいき( どなたも  ねがうこと )
     無生 ( いきていて   いきていない )    と、   自覚できる事    天地びっくり
                                                      すばらしさ
                                                       心の極み
                                                               

 ことば不足の、駄弁  おゆるしを                             
                                     残月       合掌   

11-26 紅葉たより(13)

   77歳の方で、よく嵐山を散歩されてて、この付近の事がくわしい人がおっしゃいました。
( 今年は、異常だよ。  人も車も多い。  渡月橋は人であふれている。  東の方も、夜間の入寺など1時間・2時間待ちだよ。      嵐山での昼食は、これがまた行列だ。  )
   現在、(月)の朝、雨です。一日中、雨とのこと。 それで、(日)に集中したのでしょうか?
全国から、京都へおみえになられています。  ここ大悲閣・千光寺へも、お伺いいたしますと、色々な県からおみえです。  近畿圏が多いですが、愛知県の方々もよくお出でございます。  拙い(つたない)御案内・説明の後、よくいわれます(出身は、九州でしょう)と。  (当たりです、京都へ来て33年、方言はねけません<笑>)。
   御参詣の方々に、少しでもお役に立ちたいと、色々な・お持ち帰り自由なプリントを、置いています。
(強風のたびに、散乱しがちで、仲間の皆に不評ですが<笑>)    もう、どなたも御存じで、当たり前の事ばかりかもしれません。  でも、置かしてもらっています。   神道・儒教・仏教・キリスト教・現代詩・・・・・・・・。   (自分の考えですが)  人間に役にたつもの・心にしみるもの  と思っています。

    まだプリントにできず、こころの中で温めている、言葉があります(御存知かもしれません)

          ・ 変わらないものを   変わらないもとして 受け入れきれる、<心の平安・しずけさ>
           変わるものを   変えていく< 勇気 >を       お与えください。
    変わらないもの と  変わるものを     区別できる<知恵>を   お恵みくださいませ  。

  
  駄弁です                           残月      合掌
                
                

11?25  質問箱(1)  人に対して

  (歩いている時、他の人の我・エゴを、ひしひしと感じて、つらい)
その昔、立派な人になろうと、精進・努力している方がいました。この質問の方のように。
  聖人・君子になりたい、と願う事は、人間の根源的欲求です。 がちガチの、かたぶつを、めざす事でなく、心の奥底から、自分自身に納得できるようになる事です。   すると、自分の(心の動き・反応)が気になり、納得いかなくなったりします。つらい事。   人は本来、純なものですから、このように感じると、自分を嫌いになったりします。  人を、わるく、考えるのは、いいようにとらえられない事は、つらいものです。  ( だから、人間としての学問が作られ残っています)。  とにかく、自分を好きになるように精進・努力したいものです。    すると、本当の意味で、人・他の人を好きになれて、この世が生きやすくなります。
  
  <その昔>          ・ どれだけ、自分は立派になれたでしょうか?
                   ・ あなたは、 どれだけの方々を、立派と感じ・敬愛できていますか?
                          敬愛してる分だけ、敬愛にあたいする立派さに近ずいているで
                          すよ。・・・・・・・・・・

    紅葉たより      境内中、極美。        山水による茶の、美味なる事、かぎり無し。
                                                                    
           駄弁です            
                   残月    合掌

                          

11-24 紅葉たより(12)

  境内のもみじの大木の<赤>と20m離れたイチョウの<黄>の対比もすばらしい。
今秋の黄色は、鮮やかでございます。  <赤><黄>その間の、嵐山そのものの<緑>、またこの三色混ざり具合、全てを忘れさせてくれます。 ありがたい。
  
  心経では、無色(いろは ない)・無眼(めは ない)・無眼界(めのせかいは ない)といっています。
バカかな事いうな、という気持ちになりがちです。   ( 孫 悟空 を伴い、シルクロードを往復してまでして中国へ伝わり、またして命をかけて波浪をこえ日本へもたらされた、考え・見方・教えです)
  
  人生・自分の人生・他者の人生が、苦しみ・悲しみに満ちていると痛感した時、どのように日々生活したら・あったら・考えたら、のりこえる事ができて楽になるであろうかという問いに対する、一つの考え・教えであるような気がいたします。    でなければ、大金持ちのボンボンの、戯言(たわごと)といわれがちです。   また言葉・観念のあそびになりがちです。     (注意いたします)

         渡月橋(とげつきょう)に立つ
         前も後も右も左も  美しい     山も川も   ひとびとも

  はなわ ほきいち(江戸時代)(盲目の学者)の1日100回心経3年のすごさよ       ちいさくなる残月