11-28 紅葉たより(14)

   全国的に寒いようです。  北海道の一部が大雪で停電になり、困っているようです。おそらく、もっと北である国々は、もっともっと、寒い事でしょう。 ・・・・・・・・・・
   (紅葉)という、美しい自然の表情も、もう終わりそうです。 ( 今年の秋は )と言葉が出そうになりました。 また、来年も、秋が訪れ、木々が紅葉し美しくなる、と信じているようです。  厳密に考えると、絶対ではありませんね。 でも、想像して・予想して・期待してしまいそうです。     < 来秋も、どうかお願い申し上げます >           どなたへ、おねがいしているので、あろうか???

    循環(じゅんかん)という、もの・こと(物事)の発生・消滅の見方は、このような自然現象からつちかわれ、育まれてきているのかもしれません。  日本列島だけの、見方・考え方ではないでしょうが、身体にしみこんでいるかも、しれません。
    確信はもててませんが、次のような、励ましは、いいかな、と思っています。
  (もし、死にたくなるぐらい辛い時、すぐ、その事から逃げて、死を選んでは、いけませんよ。  かりに死んだとしても、かならず、  もどってきて、  もう一度であい経験させられ、  克服・のりこえなさいよ、と うながさられる  から、   にげないで    ゆっくり考えて・・・・そうだん  して・・・・・・・)

     ゆっくり・ゆっくり  考える所    相談できる所としての<山寺>を作りたいと存じます
 (両忘・坐忘・数息・・・・・・・東西南北・左右・上下・過去未来・異次元・・・ゆっくりと ゆっくりと・・・・)

       駄弁  愛をこめて              残月         合掌  

        駄弁 愛をこめ                                                          

11-27 無生(むしょう)

  昨日、雨と風、嵐のような嵐山です。   夕刻雨あがる、参道そして大悲閣道の、すばらしさよ。
まさに、もみじの絨毯(じゅうたん)。  赤のまじった黄色のカーペット。  黄色の雪の道です。
  晩秋になってきました。 空気も澄みわたり、落葉の模様が、何故だか美しい。
まさに    < うらを みせ   おもてを みせて  ちる もみじ  >の     世界です。

  ひと月前の、10?27    客殿の竣工式・ 大恩人(三柴 元翁)1周忌 ・先代住職夫人の17回忌でした。
準備に追われてバタバタでしたが、いきたらない事ばかしでしたが、大きなミスもなく、おかげさまで、多くの方々に助けられて、無事終える事ができました。  改めて、感謝申し上げます。

     長生  ながいき( どなたも  ねがうこと )
     無生 ( いきていて   いきていない )    と、   自覚できる事    天地びっくり
                                                      すばらしさ
                                                       心の極み
                                                               

 ことば不足の、駄弁  おゆるしを                             
                                     残月       合掌   

11-26 紅葉たより(13)

   77歳の方で、よく嵐山を散歩されてて、この付近の事がくわしい人がおっしゃいました。
( 今年は、異常だよ。  人も車も多い。  渡月橋は人であふれている。  東の方も、夜間の入寺など1時間・2時間待ちだよ。      嵐山での昼食は、これがまた行列だ。  )
   現在、(月)の朝、雨です。一日中、雨とのこと。 それで、(日)に集中したのでしょうか?
全国から、京都へおみえになられています。  ここ大悲閣・千光寺へも、お伺いいたしますと、色々な県からおみえです。  近畿圏が多いですが、愛知県の方々もよくお出でございます。  拙い(つたない)御案内・説明の後、よくいわれます(出身は、九州でしょう)と。  (当たりです、京都へ来て33年、方言はねけません<笑>)。
   御参詣の方々に、少しでもお役に立ちたいと、色々な・お持ち帰り自由なプリントを、置いています。
(強風のたびに、散乱しがちで、仲間の皆に不評ですが<笑>)    もう、どなたも御存じで、当たり前の事ばかりかもしれません。  でも、置かしてもらっています。   神道・儒教・仏教・キリスト教・現代詩・・・・・・・・。   (自分の考えですが)  人間に役にたつもの・心にしみるもの  と思っています。

    まだプリントにできず、こころの中で温めている、言葉があります(御存知かもしれません)

          ・ 変わらないものを   変わらないもとして 受け入れきれる、<心の平安・しずけさ>
           変わるものを   変えていく< 勇気 >を       お与えください。
    変わらないもの と  変わるものを     区別できる<知恵>を   お恵みくださいませ  。

  
  駄弁です                           残月      合掌
                
                

11?25  質問箱(1)  人に対して

  (歩いている時、他の人の我・エゴを、ひしひしと感じて、つらい)
その昔、立派な人になろうと、精進・努力している方がいました。この質問の方のように。
  聖人・君子になりたい、と願う事は、人間の根源的欲求です。 がちガチの、かたぶつを、めざす事でなく、心の奥底から、自分自身に納得できるようになる事です。   すると、自分の(心の動き・反応)が気になり、納得いかなくなったりします。つらい事。   人は本来、純なものですから、このように感じると、自分を嫌いになったりします。  人を、わるく、考えるのは、いいようにとらえられない事は、つらいものです。  ( だから、人間としての学問が作られ残っています)。  とにかく、自分を好きになるように精進・努力したいものです。    すると、本当の意味で、人・他の人を好きになれて、この世が生きやすくなります。
  
  <その昔>          ・ どれだけ、自分は立派になれたでしょうか?
                   ・ あなたは、 どれだけの方々を、立派と感じ・敬愛できていますか?
                          敬愛してる分だけ、敬愛にあたいする立派さに近ずいているで
                          すよ。・・・・・・・・・・

    紅葉たより      境内中、極美。        山水による茶の、美味なる事、かぎり無し。
                                                                    
           駄弁です            
                   残月    合掌

                          

11-24 紅葉たより(12)

  境内のもみじの大木の<赤>と20m離れたイチョウの<黄>の対比もすばらしい。
今秋の黄色は、鮮やかでございます。  <赤><黄>その間の、嵐山そのものの<緑>、またこの三色混ざり具合、全てを忘れさせてくれます。 ありがたい。
  
  心経では、無色(いろは ない)・無眼(めは ない)・無眼界(めのせかいは ない)といっています。
バカかな事いうな、という気持ちになりがちです。   ( 孫 悟空 を伴い、シルクロードを往復してまでして中国へ伝わり、またして命をかけて波浪をこえ日本へもたらされた、考え・見方・教えです)
  
  人生・自分の人生・他者の人生が、苦しみ・悲しみに満ちていると痛感した時、どのように日々生活したら・あったら・考えたら、のりこえる事ができて楽になるであろうかという問いに対する、一つの考え・教えであるような気がいたします。    でなければ、大金持ちのボンボンの、戯言(たわごと)といわれがちです。   また言葉・観念のあそびになりがちです。     (注意いたします)

         渡月橋(とげつきょう)に立つ
         前も後も右も左も  美しい     山も川も   ひとびとも

  はなわ ほきいち(江戸時代)(盲目の学者)の1日100回心経3年のすごさよ       ちいさくなる残月

2012-11-23 数息<2>

    複雑・煩雑・からみつく蔓(かずら)と藤(ふじ)・・・・やっかいな事ばかりです。  見通しがきかない・全体がつかめない・今ここがどこなのか、分かりにくい・どこへ向かっているのか?知らない・・・・・・・・
結局、目先の事のみ・楽しい方・快適な事・大声のする方・皆がしている事・できるだけ損をしないよう・できるだけ得をするよう・・・・・・・・・・苦しみながら暗中模索しているのが、私たち人間です。
    でも、スカッと生きたいものです。さわやかに。
そのための、休息でなく<数息>であります。  自分が(何を、行うか)でなく、(どう、どのように、在るのか?有るのか?あるのか?)ということです。  行為でなく<存在>の問題です。
    どのように、あったら、いいのであろうか?
  なにが  おこっても  おもしろい と  かんじられる
  なにが  しょうじても  ありがたい  と  おもえる
  なにが  なくなっても  なるほど  と  うなずける
  ・・・・・・・・・・   ・・・・・・・      ・・・・・・
     かんしゃ・はんせい・いのり
  すべてを  あいし      すべてから    あいされる。

     紅葉たよりーーー境内全域、、<息をのむ>、、

    駄弁です                               雨の残月               合掌

2012-11-22 紅葉たより(11)

   やっと、どなたにでも、御満足いただける紅葉になってまいりました。
みんなのものである、大自然・神仏からの賜物(たまもの)でございます。やはり、美しい。
昨年くらいから、敢えて<京都一>と、看板に書きました。(笑い)   10位でも100位でも1000位でも、この眺望のすばらしさにとりましましては、関係のないことでがざいますが。
   ただ美しいトイレの状態が、心の刻まれているならば、眼に焼き付いているならば、そうじにとりかかりやすいのでは、ないだろうか?  また、たとえば、立派な人を知ればしるほど、そのようになりたいと、向上心をもちやすく、なるのではないでしょうか?   このような意味で、<絶景>を強調いたしている次第でございます。
   時とともに、変化しない真・善・美も、めんどうでも知り、やっかいでも身につけたいものでございます。
いずれ、心と身を捨てることになるこの世です。 心・身をささげきれる、真・善・美がほしいものでございます。
       景観         ホ―ムレスといはれていた放浪の人物と二人で、5・6年かけて整備して
                   きました。  この荒廃した山寺をとうして<世のため・人のために尽くした
                   い>と。   朝夕、観音さま・角倉了以さまに祈りながら、危険な仕事をいた
                   しました。  麦ごはんと納豆だけ。時々、収入があれば折半(せっぱん)はん
                   分こ。  2000円なり。   もう昔になりました。    名を変えて、覚悟して
                   尽くしてくださった(道心)さま・・・・・絶景の大恩人です・・忘れてはならない。
                  ( もう70歳の方・療養中です )

   週末、天気どうなんでしょうか                       赤い残月

2012-11-21 数息(すうそく)  <1

  ゴ――ン・ゴ――ン・ゴーーン・ゴ――ン・ゴ――ン
と、鳴りひびいている(この世)において、この鐘の音も、元である梵鐘(ぼんしょう)も撞木(しゅもく)も、
大切なものでございます。     しかし私たちは、これらにとらわれ疲れてしまったり・困ってしまったり・いやになったり・不安になったり・うつになってしまったり・まいあがってしまったり・イライラしたり・狂暴になったり・あまえすぎてケンカしたり・・・・・・・・・・・・・・・・して、人間の本来もつ<超越(ちょうえつ)>・<雄大(ゆうだい)>さ・いのちの尊厳・おのれの尊厳を、見失いがちです。
  やはり、両忘(りょうぼう)ー梵鐘・撞木を、ときには、忘れれることが大切になります
  また、坐忘(ざぼう)???ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、   すること大切・大事になります
                   ゴロリとよこになり、雑誌をながめ、音楽を聴きながら、甘い物をいただ
                   く事では、ございません。  <行>をなさなければならない。

  数息(すうそく)?????自分の息を、1回・2回・3回・4回・5回・6回・7回・8回・9回・10回
                   まで数えます。  背筋を伸ばし・あごを引き・・・・・・・・ゆっくりと、
                   色々と頭に浮んできますが、  ながすこと・あいてにしない・・・・・・
                   10回を、3回、合計30回<行>じてくださいませ。心は・・・・・

       境内の大木ーーー急に、43%位に(笑い)    赤い樹木   サンゴの如し

              駄弁です                              残月    

2012-11-20 紅葉たより(10)

  11月も下旬になりました。 境内も色ずきが進んでいます。 イチョウの黄色が深まってきています。
向こう岸・対岸の亀山から、こちら嵐山を御覧になると、ひときは大木のイチョウが目立つようです。
100万年前の今ごろ、名前は無いでしょうが、この二つの山は、秋を迎えていたのでしょう。下の保津川は今より60mほど上まで水があり、魚が楽しく遊んでいたことでしょう。 平安京・京都の町は水の底です。
  太秦の秦(はた)氏が、ユダヤ人という説は非常に面白い。 全ての人間はアフリカが故郷であり、今いる日本人の根源であります。遠くアフリカ大陸から歩いて来たのだと考えると、私は楽しい。  ある種の事柄は、全て<超越(ちょうえつ)>できます。  アメリカ大陸のインデイアン・南米のインデオ・・・・アジアから歩いていったはずです。 まさに<雄大(ゆうだい)>。

        境内の大木ーーーーーなぜか、いつもながら、まだまだです      末から12月
        鐘楼の側ーーーーーー35%か  でもいっきに  85%になりそうです
        大悲閣道(1200m)?落ち葉が増えてきました  サクサク    赤み少なし

                               <超越・雄大>をもとめて、古人いや先人は
                             敢えて、大雨に打たれ・強風に吹かれ・胃袋を空にした、
                           < >の心を忘れぬよう、数々の<行>を為した。現代人も
                          絶やすべからず。   絶やすべからず
                                                      劣孫  残月