長い間、人間とは何か・幸福とは何か、考え追究してきました。
するとなんと、数千年の歴史に語りつがれ、先人が口すっぱくおっしゃられている、
(忍耐)と(希望)にたどり着いてしまった気がします。
そんな馬鹿な、という気持ちです。ありきたりではないか?でも、やはりそうなのか、大切なことは。
(忍耐)を身につけるには、どうしたらよいのか?
(希望)を身につけるには、どうしたらよいのか?
逆境にまけぬ・のみこまれない・ふりまわされない、自分をどう作り・保ったらよいのだどうか?
人は、(なすべき事)・(したい事)・(できる事)があり、この三つの不調和に苦るしみ、
幸福をあじわいきれずに、いるような気がします。
三つが調和し、幸福感がもてる時は、おそらく(忍耐)(希望)が、本日は、身についているのでしょう。
比較的裕福な日本人が、生きている事をつまらなく感じ、不満・不安・不服・不平だらけなのは、
(したい事)が多すぎたり、人間として(なすべき事)に気ずかなかったり、日常の小さな(できる事)を大切に
してないからかもしれない。
嵐山から、悲心をこめて。 道忠 合掌